SignetDrop

写真の位置情報と機種名を消す:共有で消える場合と残る場合

2026年10月19日公開 · Tekiba

スマホの写真には、撮った場所の緯度・経度や機種名が入っていることがあります。共有で消えるかどうかは経路しだいです。 Apple は iPhone から写真を共有するとメタデータ(場所・デバイスを含む)も共有されると書いていて、共有のときに位置情報をオフにする方法も案内しています。 Google フォトは、Google フォトの中で新しく作る共有では既定で撮影場所を含めませんが(2021年8月より前に始めた会話などは別)、ダウンロードして別の方法で送った写真には、端末が保存した元の撮影場所が出ると書いています。 経路に左右されないのは、出す前に複製から消しておくことです。SignetDrop はブラウザの中で EXIF のない複製を書き出し、同じ処理で透かしも入れられます。 無料版は一度に 10 枚、長辺 2048px まで。写真は送信されません。

スマホの写真に入っているもの

写真には、画像とは別に EXIF という記録が付いていることがよくあります。撮影日時(秒まで)、メーカーと機種名、レンズや露出、 そしてカメラに位置情報の利用を許していれば緯度と経度です。Apple のパーソナルセーフティガイドはこう書いています。

これらの座標はそれぞれの写真やビデオに埋め込まれ、あとから写真アプリで撮影された場所に基づいて検索できます。

自宅で撮った出品物の写真なら、その座標は自宅です。機種名は、どの端末を使っているかを伝えます。どちらも画像には写りません。 フリマや SNS で相手がファイルを開いたときに残っているかどうかは、写真がどの経路でスマホを出たかで決まります。

iPhone から共有するとき

Apple の iPhone ユーザガイドとパーソナルセーフティガイドを、公開日に読みました。ユーザガイドの写真の共有のページには、こう注記があります。

写真やビデオを共有すると、写真やビデオに関連する日付、時刻、場所、デバイス、キャプションなどのメタデータを共有することになります。

つまり、何もしなければ場所と端末の情報は写真と一緒に出ていきます。パーソナルセーフティガイドは、理由と、出さずに共有する方法を書いています。

位置情報メタデータを含む写真やビデオが共有されると、共有相手が位置情報メタデータにアクセスして、撮影された場所を知ることができる場合があります。

「位置情報」をオフにします。

「オプション」ボタンの上部に「位置情報なし」が表示されます。

このスイッチは、共有シートの上の「オプション」の中にあります。ただし、私たちが読んだユーザガイド(iOS 27 版)の「オプション」の説明には、 キーワード・ファイルフォーマット・すべての写真データの 3 つしか書かれておらず、位置情報のスイッチの記載がありません。 スマホにスイッチが見当たらないときは、オフになっていると考えないでください。Apple はほかに 2 つの方法を書いています。ライブラリの 1 枚から消すなら:

「情報を調整」をタップし、「位置情報を調整」をタップし、「位置情報なし」をタップします。

これから撮る写真に位置を入れないなら、「設定」>「プライバシーとセキュリティ」>「位置情報サービス」>「カメラ」を「しない」にします。 撮り終えた写真は変わりません。また、AirDrop で「すべての写真データ」をオンにすると、元のファイルとメタデータがそのまま送られます。出品用には逆効果です。

Android と Google フォトから共有するとき

Google フォトのヘルプ(同じ日に読みました)は、Google フォトの中での共有についてこう書いています。

パートナーとの共有を行っている場合を除き、アルバム、リンク、会話、共有したアイテムに、デフォルトでは位置情報の詳細は含まれません。

撮影場所のページには、限界が 2 つ書かれています。1 つは Google フォトの外に出したファイルについてです。

ただし、Google フォト以外で写真や動画を共有する場合(ダウンロードして他のユーザーにメールで送信した場合など)は、このような動作にはなりません。Google フォトで行った編集は反映されず、お使いのデバイスに保存された元の撮影場所が表示されます。

もう 1 つは、カメラが書いた撮影場所についてです。

カメラによって自動的に追加された撮影場所は、Google フォトで更新や削除することはできません。

例外もあります。パートナーとの共有は逆で、設定していると共有するすべての写真に撮影場所の詳細が含まれる、と書かれています。 また、古い会話は既定がオンのままです。

2021 年 8 月 18 日より前にスレッドを開始した場合は、事前にそのスレッドで撮影場所の共有をオフにしていない限り、そのスレッドに追加する写真または追加済みのすべての写真で撮影場所が表示されます。

共有アルバム・リンク・会話ごとに設定があるので、送る前にその共有先の設定を確かめてください。 Pixel ではカメラアプリの設定の「Save location」が、新しく撮る写真に位置を入れるかどうかのスイッチです。ほかのメーカーでは名前が違い、 Google フォトのヘルプのカメラの位置情報のページに一覧があります。iPhone と同じく、オフにしても撮り終えた写真は変わりません。

消える場合と残る場合

写真がスマホを出る経路各社のページに書かれていること
iPhone の共有シート(そのまま)日付・時刻・場所・デバイスなどのメタデータも共有される
iPhone の共有シート(位置情報をオフ)「位置情報なし」(パーソナルセーフティガイド)
iPhone の AirDrop(すべての写真データをオン)元のファイルとメタデータ
Google フォトの新しいアルバム・リンク・会話既定では位置情報の詳細を含まない
Google フォトの 2021年8月18日より前に始めた会話オフにしていない限り撮影場所が表示される
Google フォトのパートナーとの共有撮影場所の詳細を含む
Google フォトからダウンロードして送る端末に保存された元の撮影場所
スマホからフリマや SNS のサイトに上げる私たちが読んだ両社のページには書かれていない

出品で大事なのは最後の行で、そこだけ誰も書いていません。フリマ側のページにも書かれていないことが多く、 Mercari・eBay・Etsy が EXIF と GPS を消すか(英語)を調べた記事でも、3 社とも公開していませんでした。 私たちはこれらの経路を自分では試していません。ある日に 1 台で試しても、次の更新で変わるかもしれません。確かめられない行は「位置が残っているかもしれない」と考えてください。

出す前に 1 枚確かめる

EXIF チェック(英語のページ)は、JPEG・PNG・WebP をブラウザの中で読み、何が入っているかを表示します。アップロードもせず、ファイルも変えません。 この記事の問いに関係するのは次の 3 つです。

カメラメーカー独自の記録(maker note)は、あることは表示しますが中身は読みません。小さなプレビュー画像が入っていればそれも表示します。 共有して戻ってきたファイルにまだ位置が出るなら、その経路は位置を残します。何も出ないときは、このページが読む場所に、その 1 ファイルでは位置が見つからなかった、というだけです。 maker note は読まず、ファイルのほかの場所に残っていることもあり、次の共有で結果が変わるかもしれません。消えたことの証明にはなりません。 出す前のより確かな手は、EXIF の引き継ぎを切って、画素から書き直した新しい複製を使うことです。

ブラウザの中で消して、透かしも入れる手順

  1. 写真を入れる。パソコンに写真を移すか、スマホのブラウザで SignetDrop を開いて写真を選びます。写真はページの中で読まれ、送信されません。 フリマ向けなら メルカリのプリセットや ラクマのプリセットから始められます。

  2. 透かしを入れるなら入れる。ショップ名やニックネームを入れ、角と大きさを選びます。同じ処理で縮小もできます。 「Longest edge」を 2048 にすると、4032×3024 の写真は 2048×1536 になります。

  3. ZIP を保存する。1 枚ずつキャンバスに描いてから、その画素で保存し直すので、EXIF は引き継がれません。位置も機種名も日時も、 maker note もプレビュー画像も入りません。EXIF を残す設定は有料版の機能で、JPEG から JPEG のときだけ働き、オンにしない限りオフです。 オンにしても「Strip GPS location」を外さない限り GPS の項目は落とします。無料版ではその設定に関係なく消えます。

  4. 元の写真ではなく複製を出す。そうすれば経路の違いは気にしなくてよくなります。共有シートやサイトが何をしても、受け取るファイルに位置は入っていません。 自分で見たいときは、複製の 1 枚を EXIF チェックに入れてください。

この記事とツールでできないこと

渡されたファイルを消すだけです。スマホの設定は変えませんし、もう送った写真には届きません。窓の外の看板や表札のように、 EXIF がなくても場所がわかる写り込みも読みません。共有した写真をアプリやサイトがどう扱うかは、私たちが決められることではありません。 Apple や Google のアプリやページが変わることもあります。長辺 2048px を超える出力や一度に多くの枚数は有料版 ($29 の買い切り)で、無料と有料の違いは料金の欄(英語)にあります。SignetDrop が写真に自分の名前を入れることはありません。

SignetDrop を開く。写真を入れて、位置情報のない複製を保存してください。写真はこのブラウザの中だけで処理され、送信されません。

よくある質問

iPhone から写真を送ると位置情報も送られますか?

何もしなければ送られることがあります。Apple の iPhone ユーザガイドは、写真を共有すると場所を含むメタデータも共有されると書いています。 パーソナルセーフティガイドは、共有シートの「オプション」で位置情報をオフにする方法を書いています。スイッチが見当たらなければ、写真アプリで位置情報を消すか、消した複製を送ってください。

Google フォトで共有すると位置情報は消えますか?

Google フォトの中で新しく作る共有(アルバム・リンク・会話)は、パートナーとの共有を除き、既定で位置情報の詳細を含めないと Google は書いています。 2021年8月18日より前に始めた会話は、オフにしていない限り撮影場所が表示されるので、共有先ごとの設定を確かめてください。 ただしダウンロードして別の方法で送った写真には、端末が保存した元の撮影場所が出ます。また、カメラが付けた撮影場所は Google フォトでは編集も削除もできません。

写真に位置情報が残っているか確かめるには?

EXIF を表示できるツールで開きます。私たちの EXIF チェックのページは、JPEG・PNG・WebP をブラウザの中で読み、GPS の位置・メーカーと機種名などを表示します。 アップロードもせず、ファイルも変えません。何も出なくても、読む場所に見つからなかったというだけなので、出す前は消した複製を使ってください。

出典(2026年10月19日に確認)

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